“へきすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
僻陲33.3%
碧水33.3%
避水33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陪臣の身をもって、北条義時は朝廷を攻め、後鳥羽、土御門、順徳三上皇を僻陲へきすいの島々に遠流し奉ったのであった。
長江千里の上流、揚子江の水も三峡のけんにせばめられて、天遠く、碧水へきすいいよいよ急に、風光明媚な地底の舟行を数日続けてゆくと、豁然かつぜん、目のまえに一大高原地帯がひらける。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
修錬の極致に至りますると、隠身避水へきすい火遁かとんの術などはいうまでもございませぬ、如意自在な法を施すことが出来るのだと申すことで。
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)