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へいそと
ふりがな文庫
“へいそと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
塀外
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塀外
(逆引き)
そして、さしかかったのが、中央区内の、とある小公園の
塀外
(
へいそと
)
でした。右がわは公園のコンクリート
塀
(
べい
)
、左がわはすぐ川に面している、さびしい場所です。
少年探偵団
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それから三四日経ったある雨の
夜
(
よ
)
、
加納平太郎
(
かのうへいたろう
)
と云う同
家中
(
かちゅう
)
の侍が、
西岸寺
(
さいがんじ
)
の
塀外
(
へいそと
)
で暗打ちに
遇
(
あ
)
った。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
病院の
塀外
(
へいそと
)
を歩き𢌞つて、
植込
(
うゑご
)
みの梢越しに見える陰鬱な建物の窓から、もしや其の人の顏を見る事もやとかゝる思ひにばかり月日を送つたりする中、其の年の秋
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
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