“ぶんてう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
文晁83.3%
文鳥16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武清は可庵の名である。又笑翁とも號した。文晁ぶんてう門で八丁堀に住んでゐた。安永五年生で安政三年に八十一歳で歿した人だから、此話を壽阿彌に書かれた時が五十三歳であつた。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
広重ひろしげの富士は八十五度、文晁ぶんてうの富士も八十四度くらゐ、けれども、陸軍の実測図によつて東西及南北に断面図を作つてみると、東西縦断は頂角、百二十四度となり、南北は百十七度である。
富嶽百景 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
うづら文鳥ぶんてう黒鶫くろつぐみ
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)