“ぶんげいくらぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
文芸倶楽部85.7%
文藝倶樂部14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころ『文芸倶楽部ぶんげいくらぶ』の編輯主任をしていた森暁紅もりぎょうこう君から何か連載物を寄稿しろという註文があったので、「半七捕物帳」という題名のもとに先ず前記の三種を提出し
半七捕物帳の思い出 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
同時にまた「国民小説」「新小説」「明治文庫」「文芸倶楽部ぶんげいくらぶ」というような純文芸雑誌が現われて、露伴ろはん紅葉こうよう等多数の新しい作家があたかもプレヤデスの諸星のごとく輝き
科学と文学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
右の燒打をはじめとして、翌年正月の鳥羽とば伏見ふしみの戰ひ、其他すべては「文藝倶樂部ぶんげいくらぶ」の臨時増刊、第九年第二號「諸國年中行事」といふうちに、「三十五年前ねんぜん」と題して私は委しく話した事がある。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)