“ぶあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
歩合80.0%
撫愛20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬の四分とか、人足の五分とかは、石高こくだかに応じての歩合ぶあいをさして言うことであって、村々の人馬はその歩合によって割り当てを命じられて来た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
マギイばあさんは保証した。ついで報酬ほうしゅう歩合ぶあいをきめた。婆さんは一応帰って行った。
売春婦リゼット (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
この大川の水に撫愛ぶあいされる沿岸の町々は、皆自分にとって、忘れがたい、なつかしい町である。
大川の水 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)