“ふんむ”の漢字の書き方と例文
語句割合
噴霧100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちまち見る、眼前がんぜん銀河ぎんが、ドウッ——と噴霧ふんむを白くたてて、宙天ちゅうてんやみから滝壺へそそいでいる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
弓も、数百げんが一時にうなると、爆風に似て、矢道やみちは黒い噴霧ふんむのようだった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)