“ふるぼんや”の漢字の書き方と例文
語句割合
古本屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誰も? ——いや、かならずしも「誰も」ではない。彼の詩集は一二冊神田かんだ古本屋ふるぼんやにも並んでゐた。しかし「定価一円」と言ふ奥附のあるのにもかかはらず、古本屋の値段は三十銭乃至ないし二十五銭だつた。
詩集 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)