“ふとお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
太尾50.0%
太織50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車屋がいつも太尾ふとお立場たてばという話をしていたので、姫路と辻川の中間部にあるというその土地は繁華な土地であろうと、私たちは想像していた。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
母は不承無性ふしょうぶしょう太織ふとおりの蒲団ふとんを畳みながら「お父さんはお前が帰って来たので、急に気が強くおなりなんだよ」といった。わたくしには父の挙動がさして虚勢を張っているようにも思えなかった。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)