“ふたう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フタウ
語句割合
不撓40.0%
不當40.0%
二打20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内ニ信仰ノ火燃ユルガ如ク、外ニ国民性ノ堅実不撓ふたうナルニアラザレバ、イカデカコノ悲惨ニ堪ヘ得ンヤ。絶望シ、悲観シ、空シク絶滅スルカ、然ラズンバはじヲ忍ンデ逃ゲテ故国ノ空ニ帰ランカ。
だけど、私かう思ふのよ、ヘレン、私がどんなに氣に入るやうにしても、あくまで私をにくむ人を、私は憎まないではゐられないわ。私を不當ふたうに懲らしめる人に、反抗しないではゐられないわ。
たった二打ふたうち、一人は、後頭部を、一人は背を、打ち割られ、突き破られて、重なり合うように悶絶してしまった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)