“ふくすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
福助90.0%
福介10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福助ふくすけが通ると私共のような者まで駈出して見る気になりますのは別で、また娘なぞに成ると実に綺麗でございますね
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こいつおかしいと思ったので、直ぐに後をつけやした。それ私は四尺足らず、三尺八寸という小柄でげしょう。もっとも頭は巾着きんちゃくで、ひらったく云やア福助ふくすけでさあ。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
福介ふくすけもその一人で、今から五年前、出羽の秋田から江戸へ出て来て、かかるつもりの忰や娘に先立たれ、知らぬ他国で如何どうしようもなくなって