“ふきみそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
蕗味噌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山家のならわしとして冬至には蕗味噌ふきみそ南瓜とうなすを祝います。幸い秋から残して置いた縮緬皺ちりめんじわのが有ましたから、それを流許ながしもとで用意しておりますと、花火の上る音がポンポン聞える。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
箸の先にかけた蕗味噌ふきみそを見、ちょっと、前歯で味わうように噛みしめて
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蕗味噌ふきみそ 春 第四十一 田毎豆腐たごとどうふ
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)