“ふきじゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不羈自由50.0%
不覊自由50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いて流儀をいえば淡路流あわじりゅうともいうべきもの。本来は野性自然の天分に、木下流の修正を加えて、それからあとは不羈自由ふきじゆうであります。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これ北斎をしておのずから一派一流の法式を墨守ぼくしゅするのいとまなからしめたる所以ゆえんならずや。この点において北斎はまことに泰西人の激賞するが如く不覊自由ふきじゆうなる独立の画家たりしといふべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)