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ふかくさがた
ふりがな文庫
“ふかくさがた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
深草形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深草形
(逆引き)
白地の
浴衣
(
ゆかた
)
を着
深草形
(
ふかくさがた
)
の
団扇
(
うちわ
)
を片手に蚊を払ひながら、
冴
(
さ
)
え渡る十三日の月を眺めて居ますと、カラコンカラコンと珍らしく
駒下駄
(
こまげた
)
の音をさせて
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
今日しも盆の十三日なれば
精霊棚
(
しょうりょうだな
)
の
支度
(
したく
)
などを致してしまい、縁側へちょっと敷物を敷き、
蚊遣
(
かやり
)
を
薫
(
くゆ
)
らして、新三郎は白地の
浴衣
(
ゆかた
)
を着、
深草形
(
ふかくさがた
)
の
団扇
(
うちわ
)
を片手に蚊を払いながら
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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