“ふうそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
風速66.7%
風息33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕刻ゆうこくのラジオは、いよいよよるになると、風速ふうそく三十メートルにたっするであろうというのです。
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
射程には、おのずから限度がある。ただ砲弾を遠方へ飛ばすだけなら、射程をいくらでも伸ばし得られるが、砲門附近の風速ふうそくと、弾着地点だんちゃくちてん附近の風速とを考えてみても、かなりちがうのである。
風速ふうそく三十メートルって、どんなかな。」
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「これは風息ふうそくの病にちがいございません」と、診断した。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)