“びるしゃな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ビルシャナ
語句割合
毘婁遮那50.0%
毗廬遮那50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このチョモ・ラハリはあたかも毘婁遮那びるしゃなおごそかに坐するがごとく曠原こうげんの一角にそび
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
しかしてこの湖水をようしてずらりとならべる雪峰は天然の白衣観音びゃくいかんのんあるいは妙音菩薩みょうおんぼさつが無声の音楽をろうして毘婁遮那びるしゃな大仏に供養するかのごとく、実に壮快なる天然の曼陀羅まんだらを現わして居るのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
毗廬遮那びるしゃな如来、北方不空成就如来、西方無量寿仏、金剛薩埵さった、十方世界諸仏、世界一切の菩薩、智火に不祥を焼き、浄瑠璃の光を放ち、諸悪鬼神を摧滅して、一切の三悪趣苦悩を
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)