“毘婁遮那”の読み方と例文
読み方割合
びるしゃな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このチョモ・ラハリはあたかも毘婁遮那びるしゃなおごそかに坐するがごとく曠原こうげんの一角にそび
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
しかしてこの湖水をようしてずらりとならべる雪峰は天然の白衣観音びゃくいかんのんあるいは妙音菩薩みょうおんぼさつが無声の音楽をろうして毘婁遮那びるしゃな大仏に供養するかのごとく、実に壮快なる天然の曼陀羅まんだらを現わして居るのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)