“ひんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
品海66.7%
瀕海33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「十九日。晴。午時横浜港へ著船。夕七時前小舟一艘借切、品海ひんかい迄乗船。夜九時前品川石泉いしせんへ著、一宿す。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
目黒辺を流れて品海ひんかいに入るもの。渋谷辺を流れて金杉かなすぎに出ずるもの。
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ハマカンゾウ(浜萱草の意)というワスレグサ(萱草)属の一種があって、広く日本瀕海ひんかいの岩崖地に生育し、夏秋に葉中長ていいて橙黄色を日中にらき、吹き来る海風にゆらいでいる。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)