“ひょうい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
憑依88.9%
馮依11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん』「昭公七年」の条に、鄭子産ていしさんが「匹夫匹婦強死すれば、その魂魄こんぱくなおよく人に憑依ひょういして、もって淫厲いんれいをなす」
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
さらに心霊学いっさい、すなわち降霊術、奇蹟研究、心的磁力、催眠術、呪医(神秘医術)、テレパシ、千里眼、二重人格(分身現象)、夢中遊行、憑依ひょうい、等々である。
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
匹夫ひっぷ、匹婦も強死きょうしすれば、その魂魄、なおよく人に馮依ひょういして、もって淫厲いんれいをなす、いわんや良霄りょうしょうをや
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)