“ひぼく”の漢字の書き方と例文
語句割合
婢僕100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はあたかも自分で経験してきたかのように、自然に反した陰鬱いんうつな不健全なその生活——中流社会が婢僕ひぼくに課している普通の生活——を見て取った。
如何に婢僕ひぼくにかしずかれて快い安逸をたのしむか。如何に数多の女共によって天国の楽しみを味わうか。
南島譚:01 幸福 (新字新仮名) / 中島敦(著)
夫の弟妹ていまいなどは家の弟妹のごとく可愛がりその上婢僕ひぼくは自分の子供のごとくによくあわれんで使ってやれ
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)