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ひふきだるま
ふりがな文庫
“ひふきだるま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
火吹達磨
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火吹達磨
(逆引き)
或は
遠雷
(
とおかみなり
)
のように聞え、或は浪の音のようでもあり、又は
火吹達磨
(
ひふきだるま
)
が火を吹いてるようにも思われれば、ゴロタ道を荷馬車が通る音のようにも思われる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
出たくも出られませんからさ、又お
前
(
まえ
)
はんの様な人に誰が好いて出るものかねえ、お前顔を宜く御覧、あの
己惚鏡
(
うぬぼれかがみ
)
で顔をお見よ、お前鏡を見た事がないのかえ、
火吹達磨
(
ひふきだるま
)
みたいな顔をしてさア
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
火吹達磨
(
ひふきだるま
)
のやうに
真紅
(
まつか
)
になつた和尚の顔を見て取つた中馬は、すごすごと
庫裏
(
くり
)
に入つて往つたが、暫くすると
掌面
(
てのひら
)
に何か血だらけの物を載せて、ひよつくり方丈に出て来て黙つてお辞儀をした。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ひふきだるま(火吹達磨)の例文をもっと
(3作品)
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