“ひのえうま”の漢字の書き方と例文
語句割合
丙午100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したがって今でも僻陬へきすうの地には、生児制限の弊風が往々にして認められる。或る地方では明治三十九年の丙午ひのえうまの年に生児が少かったという事実もある。
特殊部落の人口増殖 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
すなわち太子の御父用明天皇が御悩重らせたまいしとき、それは丙午ひのえうまの年、天皇の元年(紀元一二四六、太子十三歳)のことであったが、大王天皇即ち推古天皇と
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
民間にては丙午ひのえうまの年には大火がある、丙午に生まれたる女子は男を殺すと申すが、これは迷信である。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)