“ひつせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
筆跡80.0%
筆蹟20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中氣になつてから書いた、宗方善五郎の亂るゝ筆跡ひつせきのうちに、生命に對する根強い執着しふぢやくと、有峰杉之助に對する恐怖があり/\と讀み取れるのです。
その手紙は紙も墨もよく、筆跡ひつせきも相當なら、文句もギゴチない侍言葉で、妙に人を苛立たせます。
能筆と噂された佐次郎の筆蹟ひつせきは、全く見事なもので、新助の死體の下にあつた、淺草紙の文字とは比較にもなりません。
『それが囚人しうじん筆蹟ひつせきなのか?』とモ一人ひとり陪審官ばいしんくわんたづねました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)