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ひだえり
ふりがな文庫
“ひだえり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
襞襟
66.7%
襞衿
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襞襟
(逆引き)
時どきに彼女があふれるばかりの笑いを帯びて、驚いた蛇か
孔雀
(
くじゃく
)
のように顔を上げると、それらの宝石をつつんだ銀格子のような高貴な
襞襟
(
ひだえり
)
が、それにつれて揺れるのでした。
世界怪談名作集:05 クラリモンド
(新字新仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
時々、彼女は物に驚いた蛇か孔雀のやうな、をのゝくやうな
嬌態
(
しな
)
を作つて、首をもたげる。すると銀の格子細工のやうに頸を捲いてゐる高いレースの
襞襟
(
ひだえり
)
がをのゝくやうに動くのである。
クラリモンド
(新字旧仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
ひだえり(襞襟)の例文をもっと
(2作品)
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襞衿
(逆引き)
まもなく沈鬱な足音がして、黒い絹の
短上衣
(
タブレット
)
に銀の帯をしめ、三つ重ねの
襞衿
(
ひだえり
)
をつけた六十歳ばかりの男が、眼を伏せながら
謁見室
(
えっけんしつ
)
へ入ってきて、しずかに壇を上って王座に掛けました。
ハムレット
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ひだえり(襞衿)の例文をもっと
(1作品)
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