“ひたちやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
常陸山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太閤様たいこうさま正成まさしげとどっちが偉いとか、ワシントンとナポレオンとどっちが強いとか、常陸山ひたちやまと弁慶と相撲すもうを取ったらどっちが勝つとか、中には返答に困らないのもあるが
中味と形式 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
少年時代に、うめたに常陸山ひたちやまの角力を見た切り、さつぱり角力を見たことのない彼は、つまらなそうに土俵を見ていたけれど、幕内の土俵入りの時早くも彼は天竜を見て
殺人鬼 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
大砲おほづつは僕等の小学時代に、——常陸山ひたちやまうめたにの大関だつた時代に横綱を張つた相撲すまふだつた。
本所両国 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)