“ひきつぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
引継66.7%
引続33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ分厚い近眼鏡の下から、白い眼でジロリと教室の内部なかを見廻わしただけで、そのまま自分の椅子に腰をおろすと、彼の補欠をしていた末席の教員を招き寄せて学科の引継ひきつぎを受けた。
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
第一は、辰の口伝奏屋敷の引継ひきつぎと、諸道具の取りまとめ。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その種々なる事務引続ひきつぎと共に新島君の依頼された件を我輩に紹介し、君が非凡の人物なる事、教育に対して熱烈なる精神を有する事、私立大学設立の計画を立てた事などをことごとく我輩に話して