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ばけものども
ふりがな文庫
“ばけものども”の漢字の書き方と例文
語句
割合
怪物共
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怪物共
(逆引き)
こんな処へ導かれて来て、こんな
怪物共
(
ばけものども
)
に
取囲
(
とりかこま
)
れたからは、自分の智恵や力で自分の運命を左右する訳には行かぬ。運を天に任すと云うのは、
洵
(
まこと
)
に今のお葉の身の上であった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
こんな山奥へ
引摺込
(
ひきずりこ
)
まれて、人だか𤢖だか判らぬような
怪物共
(
ばけものども
)
の
玩弄
(
おもちゃ
)
にされて
堪
(
たま
)
るものか。
他
(
ひと
)
面白くもない、
好加減
(
いいかげん
)
に馬鹿にしろと、
彼女
(
かれ
)
は持前の
侠肌
(
きゃん
)
を発揮して、奮然
袂
(
たもと
)
を払って
起
(
た
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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