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はんぷん
ふりがな文庫
“はんぷん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
半分
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半分
(逆引き)
極
(
きわ
)
まらんとする前に何事か起る。単調は自然の敵である。小野さんが部屋の中を廻り始めて
半分
(
はんぷん
)
と立たぬうちに、
障子
(
しょうじ
)
から下女の首が出た。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
横井は椅子に腰かけたまゝでその姿勢を執って、眼をつぶると、
半分
(
はんぷん
)
とも経たないうちに彼の上半身が奇怪な形に動き出し、額にはどろ/\汗が流れ出す。横井はそれを「精神統一」と呼んだ。
子をつれて
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
半分
(
はんぷん
)
とかからないうちに、これだけの順序と、段落と、論理と、空想を
具
(
そな
)
えて、抱き合うように彼の頭の中を通過した。しかしそれから
後
(
あと
)
の彼はもう自分の主人公ではなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
はんぷん(半分)の例文をもっと
(3作品)
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