“はるみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
春海91.7%
春洋8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といふは春海はるみのなりしやに覺え候。これは不盡ふじの裾より見上げし時の即興なるべく生も實際に斯く感じたる事あれば面白き歌と一時は思ひしが今ま見れば拙き歌に有之候。
歌よみに与ふる書 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
その門下にも加藤千蔭ちかげや村田春海はるみのやうに、国典の研究者といふよりは、むしろ歌文の秀才が輩出した。真淵の学統を真に受け継いだ者は、本居宣長唯一人と言つてもよい。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
塔の尾の御陵みはかの山の夕花の 色立つ見ればあまりしづけき 折口春洋はるみ
花幾年 (新字新仮名) / 折口信夫(著)