“はっそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
八層33.3%
八相33.3%
八艘33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金城きんじょう大坂の大規模な築城企画は、すでにその景観のあらましを竣工しゅんこうし終っていて、夜ともなれば、八層はっそう天守閣てんしゅかく、五重の城楼じょうろう、本丸、二の丸、三の丸にわたる無数の狭間はざま狭間から、あかるい灯が
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうして、ぐっと炉辺に仁王立ちになって、杖槍を八相はっそうの形に構えました。その形相ぎょうそう、米友のことだから、仁王立ちとはいうものの寸が足りない。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「そこまでとぶの? 八艘はっそうとびね」
風知草 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)