“はしづめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
橋詰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
橋の上には数多たくさんの人が往来ゆききをしており、短い橋の左の橋詰はしづめの活動写真館からは騒ぞうしい物音が聞え、また右の橋詰の三階になった牛肉屋からも客の声が騒がしく聞えていたが
牡蠣船 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
荒町は馬籠の宿内の小名こなで、路傍みちばたにあらわれた岩石の多い橋詰はしづめの辺を間に置いて、馬籠の本宿にかかる。なだらかな谷間を走って来る水は街道を横切って、さらに深い谿たにへと落ちて行っている。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
中には弁当持参で橋詰はしづめに頑張って、暗い内から動かないのもあります