“はくりゅうざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白竜山50.0%
白龍山50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四川省の白竜山はくりゅうざんと云う山の中だと云ったが、その位置は口にしなかった。その山へ登って仙術を修業する行者達は、わずかにその位置を聞かされただけで山の中のことは一切判らなかった。
仙術修業 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
四年応文おうぶん西平侯せいへいこうの家に至り、とどまること旬日、五月いおり白龍山はくりゅうざんに結びぬ。五年冬、建文帝、難に死せる諸人を祭り、みずから文をつくりてこれこくしたもう。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)