“はくしもんじゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
白氏文集100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北斎ほくさいの描いたという楊貴妃ようきひふくが気に入って、父にねだって手に入れた時、それにあう文字を額にほしいと思って、『文選もんぜん』や『卓氏藻林たくしそうりん』や、『白氏文集はくしもんじゅう』から経巻まで引摺ひきずりだして見たが
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
此の詩が白氏文集はくしもんじゅうにある「鶴を失ふ」と云う題の五言律詩であることを発見したので、当時は何のことか解し得なかったのであるが、しかし此の文句はそれから後も
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)