“はくけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白卿50.0%
白圭50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此夏、文化六年の夏、蘭軒は石坂白卿はくけいと石田士道との家に会して詩を賦した。士道はかみに見えた梧堂であるが、白卿は未だ考へない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
四月六日には蘭軒が杜鵑花つつじ百々桜顛とゞあうてんの家に賞した。同遊者は榛軒、柏軒、山室士彦やまむろしげん、石坂白卿はくけいであつた。百々桜顛、名はとくあざな敬甫けいほ、後年しば/″\榛軒、門田もんでん朴斎等と往来した形迹がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
南容なんよう白圭はくけいの詩を日に三たびくりかえしていた。先師はそれを知られて、ご自分の兄の娘を彼にめあわされた。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)