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はあく
ふりがな文庫
“はあく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
把握
97.2%
覇握
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
把握
(逆引き)
不完全な人間は一気にその普遍不易の道徳の根元を
把握
(
はあく
)
しがたい為めに、模索の結果として誤ってその一部を彼等の規準とするに過ぎぬ。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
三国間の戦いは、ただその
屍山血河
(
しざんけつが
)
の天地ばかりでなく、今は外交の駈引きや人心の
把握
(
はあく
)
にも、虚々実々の智が火華を散らし始めてきた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はあく(把握)の例文をもっと
(35作品)
見る
覇握
(逆引き)
馬廻
(
うままわ
)
りの
福島正則
(
ふくしままさのり
)
、ニヤニヤ笑いながら、秀吉の前へひざまずいた。京都の
仮陣営
(
かりじんえい
)
、ここに天下の
覇握
(
はあく
)
をもくろんでいるかれ、
飯
(
めし
)
を
噛
(
か
)
むまもないせわしさ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はあく(覇握)の例文をもっと
(1作品)
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