“のりあい”の漢字の書き方と例文
語句割合
乗合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陸中国胆沢いさわ郡衣川村増沢と正しくは呼ぶ。今は愛宕あたごまで水沢から乗合のりあいが通うから、そこから一と山越えて一里余りを歩けばいい。
陸中雑記 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
だから月世界に、乗合のりあいバスぐらいの大きさのものがあったとしたら、それは新望遠鏡には丁度一つの微小びしょうな点となって見えるだろうという……。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それが、今度は大分沢山宿屋も出来て、別府から食料品を運ぶ都合で乗合のりあい自動車が通うようになっていた。
由布院行 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)