“のどぼね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
咽喉骨50.0%
喉骨50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨夜ゆうべのらしく、あんえてゐた。だが彼は頬を盛に動かし、茶をのんでは、咽喉骨のどぼねをゴクリゴクリとさせた。
反逆の呂律 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
己の指が小蛇のよう跳りながら、生白い首にからんで喉骨のどぼねのくだけるほども喰い入ると、腸の底からき上るような声がして、もう、あのぬらめいた血のしるだ。
道成寺(一幕劇) (新字新仮名) / 郡虎彦(著)