“のうてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
脳天76.9%
脳巓15.4%
脳頭7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たぶん、頭がかたい——頑迷だというのかも知れない。母にきいたら、頭の脳天のうてん丁字髷ちょんまげをのせていたのだともいった。
あまりの絶景に恍惚こうこつとして立ちも得さらず木のくいぜに坐してつくづくと見れば山更にしんしんとして風吹かねども冷気冬の如く足もとよりのぼりて脳巓のうてんにしみ渡るここちなり。
旅の旅の旅 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
最々後に、絶対の危険を冒す全世界の放れ業だ、とおびやかして、裸身の犠牲の脳頭のうてんを狙う時は、必ず、うしろ向きになるんだよ。