“ねつれつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
熱烈100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……従僕たちに問いただしてみる勇気は出なかったが、幸いわたしには、食堂係の若者でフィリップという仲好(なかよ)しがいた。これは熱烈(ねつれつ)な詩の愛好者で、またギターの名人だ。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
後年一流の大家になった人であるから生れつきの才能もあったろうけれどももし春琴に仕える機会を与えられずまた何かにつけて彼女に同化しようとする熱烈(ねつれつ)な愛情がなかったならば
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
こればかりは実物で、見ていてもこちらがへんになるくらい熱烈(ねつれつ)なながい接吻(せっぷん)をしています。これには、いちばん駭(おどろ)いて、部屋の端(はし)にあった階段を、むちゃくちゃに駆(か)けあがりました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)