“ねぎし”の漢字の書き方と例文
語句割合
根岸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今夜はね、根岸ねぎしさとへ行って来るって胡魔化ごまかして来たのよ。私だって、たまにはゆっくりとまって見たいもの。——大丈夫よ。
白蛇の死 (新字新仮名) / 海野十三(著)
牛込の喜久井町きくいちょう根岸ねぎし谷中初音町やなかはつねちょう日暮里金杉にっぽりかなすぎ等々、本田はそうして春泥の約二年間に転居した場所を七つ程列挙した。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
その頃の岡倉先生宅は根岸ねぎしであった。夜分の来訪、何事かと岡倉さんは思ってお出でのような面持おももちで私を迎えました。