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ぬりごうし
ふりがな文庫
“ぬりごうし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
塗格子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塗格子
(逆引き)
小店
(
こだな
)
には、日々に
空家
(
あきや
)
が
殖
(
ふ
)
えて、
大店
(
おおだな
)
は日に日に腐ったまま立ち枯れて、人の住まなくなった楼の
塗格子
(
ぬりごうし
)
や、
褪
(
さ
)
め果てた水色の
暖簾
(
のれん
)
に染め出された大きな
定紋
(
じょうもん
)
が
垢
(
あか
)
づいてダラリと下った
風情
(
ふぜい
)
を見ると
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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