“ぬひめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縫目66.7%
縫線16.7%
縫際16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水船から這ひ上がつて、半身ぐしよ濡れのまゝ縛られたのでせう、腰から下は生濕なまじめりのまゝ、折目も縫目ぬひめも崩れて、むしろの上にしよんぼり坐つたお蔦は、妙に平次の感傷をそゝります。
わが左には信心深き多くの魂ありき、その恐ろしき縫線ぬひめより涙はげしく洩れいでて頬を洗へり 八二—八四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼の穿ける靴を見よ、その身上第一の飾はこれぞと云ひ、縫匠ほうしやうは、否、彼の着たる衣を見よ、その裁ちざまの好きことよ、その色あひを吟味し、その縫際ぬひめに心留むるにあらでは