“にょい”の漢字の書き方と例文
語句割合
如意100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内十六人は各造花一茎をささげ、他に如意にょい白払びゃくほつ厲扇れいせん等を持つものがある。天王薬叉も天女も皆彫刻や画にある通りの扮装をしていたと考えていい。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
いっそ手短かに命取ってやろうか! ……それより汝の愛嬌顔、つぶして醜婦しこめにしてやろうわ! ……如意にょいくらえ!
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その手には僧侶の持つ如意にょいのような尺余の鉄棒を、後ろにして携えていることも、その時にわかりました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)