トップ
>
にゅうきょ
ふりがな文庫
“にゅうきょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
入渠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入渠
(逆引き)
『有難う。で、その船は五日前の朝
入渠
(
にゅうきょ
)
したと言いましたね? すると、あの被害者が行方不明になった、つまり殺された日の朝ですね?』
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
入渠
(
にゅうきょ
)
している外国汽船の船員か客かを訪問して来たこの異彩は、とっくに、彼らの好奇を
煽
(
あお
)
っていた。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『君。船の
入渠
(
にゅうきょ
)
する所でも見ながら暫く待っていて
呉
(
く
)
れ
給
(
たま
)
えね。僕はこれから、ちょいと犯人を
捕
(
とら
)
えて来る——』
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
『水夫です。五日前の朝から昨晩まで修繕の
為
(
た
)
めに
入渠
(
にゅうきょ
)
していた帝国郵船の
貨物船
(
カーゴ・ボート
)
で、
天祥丸
(
てんしょうまる
)
と言う船のセーラーです。
推進機
(
スクリュー
)
の油差しに出掛けて誤ってこぼしたらしいです。』
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
にゅうきょ(入渠)の例文をもっと
(2作品)
見る