“にっぽんじゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
日本中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはどうもおしいことをしたのう、名人を一人なくなしちまった、日本中にっぽんじゅうの髪結がのくらい困るか知れやアしない、そういう事と知ったら二十挺ばかり誂らえて置いて
上つて、高い空から、上野の展覧会を見て遣る。京、大阪を見よう。日本中にっぽんじゅうを、いや世界を見よう。……さあ、あの来てあおれ、それ、お前は向うで上げるんだ。さあ、遣れ、遣れ。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
日本中にっぽんじゅうでだれもかなうもののないほどの学者がくしゃになってしまいました。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)