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にくぶと
ふりがな文庫
“にくぶと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
肉太
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肉太
(逆引き)
テレビン油のような
香
(
にお
)
いがぷんぷんするのでそれがきょうの新聞である事がすぐ察せられた。はたして第一面には「聖寿万歳」と
肉太
(
にくぶと
)
に書かれた見出しの下に貴顕の肖像が掲げられてあった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
それには
肉太
(
にくぶと
)
の
博士
(
はくし
)
のいつもの字で
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
すると、
後
(
うしろ
)
から三番目の机の中ほどにいた小供が、席を立って先生の
洋卓
(
テーブル
)
の
傍
(
そば
)
へ来て、先生の使った白墨を取って、
塗板
(
ぬりばん
)
に書いてある記元節の記の字へ棒を引いて、その
傍
(
わき
)
へ新しく紀と
肉太
(
にくぶと
)
に書いた。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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