“なんたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
男体42.9%
軟体28.6%
男胎14.3%
男體14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この湖水は径二マイル、一方をめぐるのは一千五百フィート、あるいはそれ以上の急な山々で、北には有名な海抜八千フィートの男体なんたい山が湖畔から突如急傾斜をなして聳えている。
秀江は軟体なんたい動物のように、復一の好むどんな無理な姿態にも堪えて引寄せられて行った。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
いま癒さなければ母命も危ういところだろうと、すなわち、調薬して病人に与えると、果たして男胎なんたいが下り、夫人は七日を経てもとの体にかえったそうです
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
男體なんたいへは私は表からも裏からも登つた。
日光 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)