“なるせはやとのしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
成瀬隼人正80.0%
成瀬隼人之正20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現に尾州藩の家老の成瀬隼人正なるせはやとのしょうが書いた「金鱗紛失記」というものがあると教えてくれたので、私たちも大いに力を得て、いよいよその柿の木金助を四幕に脚色することにした。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
寛永の昔成瀬隼人正なるせはやとのしょうが父の遺命によって建立の永代「浜の常夜燈」。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
彦根ひこねよりする井伊掃部頭かもんのかみ、名古屋よりする成瀬隼人之正なるせはやとのしょう、江戸よりする長崎奉行水野筑後守ちくごのかみ、老中間部下総守まなべしもうさのかみ、林大学頭だいがくのかみ、監察岩瀬肥後守ひごのかみから、水戸の武田耕雲斎たけだこううんさい
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)