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なつがすみ
ふりがな文庫
“なつがすみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
夏霞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏霞
(逆引き)
むし暑く
夏霞
(
なつがすみ
)
のたなびいた空が、息をひそめたように、家々の上をおおいかぶさった、七月のある日ざかりである。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
果樹園や畑の見えるだらだら下りの
裾野平
(
すそのだいら
)
の
果
(
はて
)
に、
小唄
(
こうた
)
で名高いY——山の山裾が見え、
夏霞
(
なつがすみ
)
がうっすり
籠
(
こ
)
めている中に
浪
(
なみ
)
がきらりきらり光った。
刈
(
か
)
り取って
乾
(
ほ
)
してある熟麦の匂いがした。
みちのく
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
なつがすみ(夏霞)の例文をもっと
(5作品)
見る
“なつがすみ”の意味
《名詞》
なつがすみ【夏霞】
夏に発生する霞。
(出典:Wiktionary)