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ながとのかみ
ふりがな文庫
“ながとのかみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
長門守
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長門守
(逆引き)
身体を斜に風の当りを弱めながら小笠原
長門守
(
ながとのかみ
)
様前を突っ切ると、次の一廓が松平修理太夫と
和気
(
わけ
)
行蔵の二構え、お長屋門の傍から松が一本往来へ枝を張っている。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
長門守
(
ながとのかみ
)
と守名を宣り大阪町奉行を勤めていた。ちょうどその頃のことであるが、瀬戸内海の大海賊赤格子九郎右衛門をひっ捕え千日前の刑場で獄門に掛けたことがある。
赤格子九郎右衛門の娘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
その時になって見ると、長州征伐の命令が下ったばかりでなく、
松平大膳太夫
(
まつだいらだいぜんのだゆう
)
ならびに
長門守
(
ながとのかみ
)
は官位を
剥
(
は
)
がれ、幕府より与えられた松平姓と将軍家
御諱
(
おんいみな
)
の一字をも召し上げられた。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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