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ないしのすけ
ふりがな文庫
“ないしのすけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
典侍
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
典侍
(逆引き)
よほど年のいった
典侍
(
ないしのすけ
)
で、いい家の出でもあり、才女でもあって、世間からは相当にえらく思われていながら、多情な性質であってその点では人を
顰蹙
(
ひんしゅく
)
させている女があった。
源氏物語:07 紅葉賀
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
惟光
(
これみつ
)
は
典侍
(
ないしのすけ
)
の職が一つあいてある補充に娘を採用されたいと申し出た。源氏もその希望どおりに優遇をしてやってもよいという気になっていることを、若君は聞いて残念に思った。
源氏物語:21 乙女
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
典侍
(
ないしのすけ
)
や
内侍
(
ないし
)
や
命婦
(
みょうぶ
)
も絵の価値を論じることに一所懸命になっていた。女院も宮中においでになるころであったから、女官たちの論議する者を二つにして説をたたかわせて御覧になった。
源氏物語:17 絵合
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
ないしのすけ(典侍)の例文をもっと
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“ないしのすけ”の意味
《名詞》
律令制で内侍司の次官。
(出典:Wiktionary)
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てんじ